お米作りのこだわり

お米づくりのこだわり

富士山の水と、寒暖差が育てる味

私たちは、農薬をできる限り使わない、
農薬節減・農薬不使用でのお米づくりに取り組んでいます。

ここ白糸地区は、標高約500メートル。
静岡県内でも比較的涼しい気候の中山間地域です。

そして何よりの特徴は――水。

富士山の雪解け水が長い年月をかけて地中を巡り、
澄んだ湧水となって白糸の地に湧き出します。

その水は一年を通して約15度前後。
夏でも冷たく、安定した水温を保ちながら、
田んぼを潤します。

さらに、昼と夜の大きな寒暖差。
夏でも夜は涼しく、稲はゆっくりと
呼吸しながら実を太らせます。

この環境が、
甘みがあり、粒立ちがよく、
冷めても美味しいお米を育ててくれます。

自然の力を活かし、
人の手は最小限に。

それが、私たちの米づくりの基本です。

環境・生態系の保全
蛍が舞う田んぼを、未来へ。

私たちは、先代の栽培方法を受け継ぎ、
農薬をできる限り使わない、
あるいは使用しない米づくりに取り組んでいます。

先代が亡くなったあと、
近所の方から、こんな言葉をかけられました。

「お父さんが農薬を減らしてから、
蛍が増えた気がするよ。」

その一言が、胸に残りました。

もしかしたら――
蛍がいなくなった原因のひとつは、
農薬だったのかもしれない。

そう考え、私たちは
農薬に頼らない栽培にも挑戦し始めました。

すると、年々、蛍の姿が増えていったのです。

田んぼの周りを、やわらかな光が舞う夜。
その風景は、私たちに大切なことを教えてくれました。

お米をつくることは、
環境を守ることでもある。

白糸地区を、蛍の町にしたい。
その想いを胸に、私たちはこれからも
自然とともに歩む農業を続けていきます

白糸でのお米づくりの特徴
地域でめぐる、循環の農業

私たちは、農薬をできる限り使わない栽培に
取り組んでいます。

農薬節減栽培では、慣行栽培に比べて
約80%の農薬を削減。

さらに、農薬を使用しない田んぼにも挑戦しています。

すべての田んぼに共通しているのは、
牛糞堆肥を使用していること。

白糸のすぐ上に広がる朝霧高原。
その酪農家さんからいただく牛糞堆肥を、
私たちの田んぼへ還します。

農薬節減の田んぼには有機肥料を。
農薬不使用の田んぼには米ぬかを。

化学的に補うのではなく、
土の力を引き出す。

牛から生まれた堆肥が土を豊かにし、
米ぬかが微生物を育て、
その土が、またお米を育てる。

地域の資源が、地域の中でめぐる。

それが、私たちの目指す農業のかたちです。