第2話『農業に興味のない私が農業をはじめた訳編』
昨日の続きです!
(気になる方は、第1話もご覧ください)
後を継ぐ事を
長男にあっけなく断られ
玉砕した父でしたが
まだ始まったばかりの
富士山白糸ファームを
諦める事はできませんでした
病気がわかって半月もしないうちに
稲刈りの時期になりましたが
治療のため
自分でやる事は無理だと判断し
やむなくJAに頼みましたが
次の年、
田んぼを諦める事なく
田植えの準備にとりかかりました
治療で体が大変にもかかわらず
近所のおじさん達に協力してもらいながら
準備を続けました
そんな父の姿を見ても
農業に携わったことのない
私にはどうする事もできませんでした
しかし
父の描いている富士山白糸ファームの思いを
知った私は
やっぱりこのまま
終わりにしてはいけないと
思ったのです
(この思いについては、また、後日投稿します)
こんな素晴らしい思いは
絶対に誰かが
後を継がなければいけない
どうにかして
守っていかなければ、、、
でも、
私には農業の経験は全くない
手伝ってくれる人のあてもない、、、
どうしたらいいのか、、、
私は
本当に悩みました
農業に興味のない私が
会社を守る事なんてできない
どうすればいいのか、、、
とにかく悩み考え
出た答えは
『お父さん
私は、農業はやった事ないしわからないけど
経営なら今もやっているからできるよ。
私が後を継ぐ!
私には
子供が5人いる
手数はたくさんある
子供達のなかには
社会に不適合になる子がいるかもしれない
(これについても、また、別でお話しします)
その子のためにも
農業を残してあげたい。
農業と教育を
結びつける事業を
将来やる事ができるかもしれない
だから、
私が後を継ぎます』
その言葉を聞いた父は
ただただ驚き
『全く考えていなかった。
でも、そう言ってくれるのは
嬉しいと』
言って涙を浮かべていました
長くなりましたので
続きはまた後日、、、
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